昨日弟の誕生日ケーキを予約するためにケーキ屋に電話した。
よくケーキの上においてあるメッセージカード風のチョコレートがあると思うがそこに「HAPPY BIRTHDAY」と書いてもらおうと思った。
が!何故か私の脳の中では「ハッピーバースデー」というのが英語調の「ヘピヴォー、ディ(ちなみに「、」のところはもちろん下を噛んでいる『th』の発音」としか出てこないのだ。ちょっとグアムに遊びに行ったからかしら?(違うよ、しかも短期間だろ)
その瞬間これはネタになると思った!
「あ、そうですね、じゃあ書いてもらえますか?あ、口頭で?あはいじゃあ英語でヘピヴォー、ディでお願いします」
っていったら私的に「カタコトの日本語を話す外人はなぜか英語の部分だけ早口でうまい発音をする症状」みたいで面白いと思った。思ったから言おうと思ったんだ!
店員の電話の向こうで唖然としている顔を想像するとたまらない。
私は別に芸人ではないのだが人の子ではないので(昔実の母に「鬼の子」と真剣に言われたことがある)恥ずかしいより試してみたい衝動が勝ってしまった。
「あ、そうですね、じゃあ書いてもらえますか?あ、口頭で?あはいじゃあ英語でヘ…」
その時、自販の近くに知らないオジサンがジュースを買いに来ていた。
私は脳は音速で考えをめぐりめぐらせた。
あ!知らない人!しかしこの距離ははっきりと私の声が聞こえるだろう。つまり私が試みようとしている「カタコトの日本語を話す外人はなぜか英語の部分だけ早口でうまい発音をする症状」というのが丸聞こえになってしまう!しかもここは仕事場の休憩室。私の顔を知らないとしても隣の部署の人だってことはすぐにわかるだろう。「ちょー聞いてや!隣の部署の人何の話してんのか分からんけど『ヘピヴォー、ディ』とか発音がイヤにいいんだよ!ゲヘヘヘ!!」と笑うに違いない!どうする!?どうする!?
「あ、へ…はッ…ハッピーバースデーでお願いします…」
私も所詮人の子だったんだな…。
ザッツ世間体。