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もうすぐ私の大好きな漫画がでるんですが、
もう待てない…!!
出た当初から気にはなっていた「風光る」ですが、「新撰組」と「少女漫画」というキーワードでちょっとためらっていました。
ラブはなあ…、うん、ラブってなあ…。って感じです。
新撰組もあんまり知らないし、勉強してから見るべきか…。なんて真剣には考えていませんでしたが何となく固っ苦しいか…?と感じていました。
表紙の絵は惹かれてはいたんですけどね…。
さて、このホントの出会いは東京にありました。
東京に住んでいる友達の家に遊びに行ったのですが…。
何故か漫画と小説の山、山、山でした。
そういや彼女本が好きだったなあ…。
大阪の友達も本好きが多いですが、コレはもう多すぎだ…。
本棚に入らなくて一部キッチンに置いてありました。
そのキッチンの本の中のひとつが「風光る」だったんです。
「このキッチンの本読んで良い???」と聞いた所、「うんいいよ。でもそれ捨てるつもりだったからホコリまみれかも」
見てみると表紙に少しホコリがついていました。
多分200冊以上はあった気がします。キッチンは。
むむむ、そんなに面白くないのかなあ…。どうだろうか…。むむ。
私はこの読み初めと言うのがどうも苦手です。
「エイ」と開かないとすぐにダウンしてしまいます。
特に新しい作者は。
世界観もそうですし、話の流し方や、キャラとか…。
駄作にであってしまった時は、本当に元気がなくなってしまいますので、東京見物前にはヤバいかなと思ったんです。
でも、今はみんなダラダラしてるし(夜でした)…眠ったら元気になるし…。
ピラピラ読んでみました。
話の中心はやはり新撰組です。
※ここからはちょっとネタバレ(?)かもしれませんから、気をつけてください。
そこにセイという女性が登場します。彼女は殺された兄の敵を取る為に男装して新撰組に入りました。セイは架空の人物です。
後は、歴史上の人物のみなんですが…性格とかちょっとした話の内容は想像でしょうね。
セイは男として新撰組に入る事ができますが、ひとりセイが女性だと知ってしまった人がいました。
…沖田総司でした。
セイと彼がなんかいろいろしでかすんですが…。
まあこの漫画が良いなあと思ったのはセイも良いのですが、新撰組やその時代の事を本当に忠実に書いていると言う事です。
あとはジレンマなあたりがいいな〜と思いました。
セイは当然の頃ながら師匠と仰ぐ彼に惹かれて行くのですが、彼は常に鈍感でわかっていないみたいです…。
ここにジレンマがひとつ。
セイちゃん可哀想…となってしまうのですが、後一人ジレンマを抱えている人がいました。
斉藤一です。
彼も実在していましたが、彼はセイに恋心を抱きます。
彼は彼でセイにアピールをしようかどうか迷っているんですが(セイが男だって思っているのとセイは沖田が好きだってのを知ってますから)、まあちょっとアピールもしてるんですよね。
でも、セイもほんと鈍感でわかっていません。
この二つのジレンマが私を魅了します。
今月26日に新刊が出るのですが、もう楽しみで楽しみで25日に行く予定の遊園地の事なんかふっとんじゃいました。
はあ…早く月曜日が来ないかなあ…。